手術ライブ配信サービス「OPE shares」

「OPE shares」は医療法人社団 天太会 チームメディカルクリニックが中心となって運営し、株式会社アルムと株式会社エムプラスが運営支援する手術ライブ配信サービスです。

医療法人社団天太会 チームメディカルクリニックが主催者となり、手術ライブ配信を実施する医療機関の医療安全委員会にてライブ配信の承認を受ける等、必要な手続きを履践した上でイベントを実施します。そのうえで、株式会社エムプラスが運営する「m3.com学会研究会」の会員である15万人の医師に対してイベント実施の告知を行い、参加者を募集します。実施にあたっては、株式会社アルムが開発した院内映像ライブ配信ソリューション「Join LiveView」の技術を用い、手術室から遅延の少ないライブ映像を配信します。

3つのサービスを軸に臨床研修を総合的に支援

手術映像の配信技術を使い、進行中の手術をエキスパート医師が解説しながら配信する「手術ライブ配信」を提供します。また、ライブ配信した映像の「アーカイブ視聴」の機能を使うことで、忙しい医師のスキマ時間における学習もサポートします。自身の手術映像を名医が見ながら指導する「遠隔指導」も提供し、臨床研修を総合的に支援します。なお、サービス提供開始時点ではライブ配信のみ提供し、アーカイブ視聴と遠隔指導は鋭意準備中です。

ライブ配信に使用するシステム

手術映像のライブ配信には、株式会社アルムが開発した院内映像ライブ配信ソリューション「Join LiveView」を使用します。医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を通じ、手術カメラ映像や血管造影装置の映像等を高セキュリティ環境下でリアルタイムに配信できるソリューションです。Join LiveViewの詳細は、株式会社アルムのWebサイトをご覧ください。

「OPE shares」では、Join LiveViewでライブ配信されている映像を、エキスパート医師の解説とともにお届けします。視聴医は映像を見ながら質問でき、エキスパート医師が回答します。

遠隔指導の枠組みはリモートプロクタリングにも活用できる

「OPE shares」で手術室からライブ映像を配信するために使用する技術「Join LiveView」は、国内・海外を問わず遅延の少ない安定したライブ映像を配信できます。そのため、遠隔指導の枠組みを使い、新しい医療機器のリモートプロクタリングにも活用することができます。

例えば、日本において初めて導入される医療機器が使用される場合でも、国内の術者が海外のプロクターからライブで指導を受けながら手術を行うことができます。

医療機器メーカーに対するOPE sharesの優位性

「OPE shares」は、これまでにない手術ライブ配信サービスです。以下のような特徴があり、新製品のプロクタリングにおけるコスト削減や効率的なプロモーションに寄与します。